





梧桐島と麗水マリンケーブルカーは、多島海海上国立公園の玄関口に位置し、韓国南部の海岸観光の中心として賑わっています。朝鮮時代初期の地図製作者が、島を上空から見た姿が梧桐(オドン)の木の波打つような葉にそっくりだと考えたことから「梧桐島」と名付けられました。面積12万平方メートルのこの小島は、「椿の島(トンベクソム)」として全国的に知られています。3,000本以上の野生の赤い椿が密生する海岸林を彩り、12月下旬から4月上旬にかけて鮮やかな緋色の花が咲き誇ります。島は全長768メートルの景観の良い防波堤の遊歩道で陸地とつながっており、パノラマの眺めが広がる白い灯台、波に削られた迫力ある海食崖、木陰の竹のトンネルが島を引き立てています。
突山公園と紫山公園(梧桐島に隣接)の間、海面から80メートルの高さに架かるのが、韓国屈指の海上横断ロープウェイ、麗水マリンケーブルカーです。外洋の海上にわたる全長1.5キロメートルのケーブルを滑るように進み、麗水港の多島海、赤と白の双子のハメル灯台、巨大な吊り橋の突山大橋と巨北船大橋、行き交うコンテナ船など、360度の絶景をご覧いただけます。スリルを求める方には、強化透明ガラスの床を備えた特別な「クリスタルキャビン」がおすすめで、薄い海風の中を支えなしで歩いているような、胸が高鳴る感覚を味わえます。
春は野生の椿が最盛期を迎え、そびえる白木蓮の下、苔むした林床を緋色の花びらが覆い、穏やかな海の陽光が降り注ぎます。夏は海のロマンにあふれ、夕方の海風、梧桐島の音楽噴水のライトアップ、野外のシーフードテラスで食事を楽しむ賑やかな人々の姿が見られます。秋は視界が澄み渡り、ケーブルカーのキャビンから多島海に広がる夕焼けを撮影するのに最適です。冬は、澄んだ海の空気、深い緑の常緑樹の天蓋、そして黒い玄武岩の海食崖と白い波を背景に健気に咲き誇る燃えるような真紅の椿が、心酔わせる対比を織りなします。
梧桐島は1年を通して24時間無料で開放されています。麗水マリンケーブルカーは毎日09:30から21:30まで運行しています(土曜日は22:00まで延長)。電動のオープンエア式トンベクトレインは、09:30から17:30まで防波堤を往復運行しています。ケーブルカーに乗るのに最も幻想的な時間帯は日没時(18:00~19:30頃)で、夕暮れのオレンジ色の水平線が薄れ、宝石のような無数のネオンが港を照らし出す、名高い「麗水の夜の海(麗水夜海/ヨス・パムバダ)」をご覧いただけます。
梧桐島への徒歩での入場は完全に無料です。トンベクトレインは大人1名1,000 KRW(片道)です。マリンケーブルカーの往復券は、スタンダードキャビンが大人17,000 KRW(子ども12,000 KRW)、ガラス底のクリスタルキャビンが大人24,000 KRW(子ども19,000 KRW)です。突山駅と紫山駅の公共駐車場は、最初の1時間は無料です。
ソウルからは、龍山駅または水西駅からKTXまたはSRTに乗り、終点のKTX麗水EXPO駅まで直通で行けます(約2時間50分~3時間10分)。駅前広場から梧桐島までは、海岸沿いの遊歩道を歩いて15分(1.2 km)と気軽に行けます。また、市内バス2番・333番・666番なら、わずか5分で梧桐島入口に到着します。駅からのタクシー料金は約4,000~4,500 KRWです。
768メートルの防波堤の遊歩道と梧桐島中央の周回広場は、完全に平坦で滑らかなアスファルト舗装になっており、ベビーカー、車椅子、高齢の方も問題なくご利用いただけます。下部の海岸遊歩道と音楽噴水広場も完全にバリアフリーです。梧桐島灯台の展望台へは、木製のスロープからエレベーターでアクセスできます。ケーブルカーの両乗り場(突山駅と紫山駅)には、バリアフリー対応のエレベーター、緩やかなスロープ、車椅子対応の乗降ゲートがあり、折りたたみ式の車椅子はキャビン内への持ち込みが可能です。最新のバリアフリートイレは、両駅と梧桐島に設置されています。
おすすめの3時間「島と空」周遊コース:紫山公園駅に到着し、マリンケーブルカーで海を渡って突山公園へ → 突山公園の展望台を歩いて突山大橋の眺めを楽しむ → 夕方近くに帰りのケーブルカーで紫山公園方面へ戻る → 景観エレベーター塔を降りて梧桐島の防波堤の遊歩道へ → 風情あるトンベクトレインで梧桐島へ → 3,000本の椿が咲き誇る木々の下を散策し、龍窟(ヨングル)と風穴の海食崖を探索 → 梧桐島灯台のエレベーターで上り、海岸の眺望を楽しむ → 港の灯りがともる夕暮れ時に防波堤を歩く → 近くのナンマン・ポチャ通りで新鮮な海鮮料理を味わう。
麗水は、素晴らしい海の幸でも世界的に有名です。熟成させた甘い醤油と辛い唐辛子ペーストに漬け込んだ新鮮なワタリガニを食べ放題で楽しめる代表的な「ケジャン定食(ケジャン・ペクパン)」は、湯気の立つご飯と15種類以上の海鮮おかず(パンチャン)とともにお召し上がりいただけます。ほかにも、地元のカタクチイワシの魚醤で熟成させた、ピリッと辛い葉からし菜のキムチ「突山ガッキムチ」、夏の柔らかいハモのしゃぶしゃぶ「ハモ湯引き(ハモ・ユビキ)」、「セコ・コマク(アカガイ)」、豚バラ肉の炒め物、新鮮なタコ、熟成キムチを合わせた「麗水海鮮三合(サムハプ)」もぜひお試しください。
ベジタリアンの方も、麗水では満足できる料理が見つかります。新鮮な海辺の山菜を使った体に優しい「山菜ビビンバ」、香り高い突山の葉からし菜のキムチ、わかめスープ、海鮮を使わないサクサクの「パジョン(ネギのチヂミ)」などがあります。島内の売店では、甘い椿パン(トンベクパン)、さつまいものタルト、焼きたての焼きとうもろこしを販売しています。ハラールの方は、麗水の新鮮な海鮮料理、焼き魚の膳、カニ料理、茹でダコ、豚肉を使わないアカガイ料理をたっぷりと楽しめます。
人気のフォトスポット:クリスタルケーブルカーの透明なガラス床から真下を見下ろし、80メートル下の海を疾走する漁船を撮影、梧桐島の森の小道で咲き誇る赤い椿のハート型の天蓋に縁取られたロマンチックなカップルのポートレート、夕暮れ時にケーブルカーから撮る、虹色のネオンにライトアップされた突山大橋のパノラマ写真、そして龍窟の海食崖に打ち寄せる迫力ある波しぶきの写真などがあります。
強風注意報が出ると、ケーブルカーの運行が一時停止されることがあります。出発前に天気予報をご確認ください。梧桐島の木から野生の椿の花を摘まないでください。地面に落ちた花びらは、すべての旅行者が楽しめるようそのままにしておいてください。崖沿いの遊歩道では、安全柵の内側からお出にならないようご注意ください。島の森林とケーブルカー施設内は全面禁煙です。
梧桐島の木製遊歩道や灯台の階段を歩くため、歩きやすいスニーカーをおすすめします。ケーブルカーのリアルタイムの待ち時間や気象情報は、麗水マリンケーブルカーの公式ウェブサイトでご確認いただくか、061-664-7301または1330までお電話ください。
麗水の他の海岸の名所と組み合わせて訪れるのもおすすめです。カラフルな海辺の崖の村「ゴソドン天使壁画村」は車で5分、伝説的な海の庵「麗水向日庵(PLACE-JEONNAM-006)」は南へ35分です。
Q: スタンダードキャビンとクリスタルキャビンの違いは何ですか? A: クリスタルキャビンは、厚く強化された透明ガラスの床を備えており、80メートル下の海の波を真下に見下ろしながら、360度宙に浮いているようなスリルを味わえます。 Q: 梧桐島の椿はいつ咲きますか? A: 野生の椿は12月下旬に咲き始め、2月下旬から3月下旬にかけて最も真紅が濃くなり、散った無数の花が小道に赤い絨毯を作ります。
麗水ロマンスと海・空の日帰りツアー:午前にKTXで麗水EXPO駅へ(ソウルから3時間弱) → 徒歩15分で梧桐島へ → 3,000本の椿の林を散策し、白い灯台を見学 → 峰山洞で本格的なケジャン(カニ料理)のランチを堪能 → 午後遅くにガラス底のクリスタルキャビンで麗水マリンケーブルカーに乗車 → 突山公園で幻想的な夕日を眺める → 夜は麗水海洋公園を散策し、ライトアップされた港の橋を鑑賞 → ロマンチックなナンマン・ポチャ通りで夕食 → 夜のKTXで帰路へ。
KTX麗水EXPO駅から徒歩15分(1.2 km)、または市内バス2番・333番・666番で梧桐島入口停留所まで直通(約5分、タクシー約4,000 KRW)
車椅子用スロープ、点字ブロック、バリアフリートイレ
主な関心分野および文化ハイライト:
実際の旅行者から投稿された訪問のヒント、体験談、アドバイスです。
合わせて巡るのにおすすめの周辺名所と文化遺産です。
釜山市水営区に優美な弧を描く広安里(グァンアルリ)ビーチは、水平線にまたがる全長7.42キロメートルの雄大な広安大橋(ダイヤモンドブリッジ)を望む壮大な眺めで知られています。やわらかな砂浜に縁取られ、クラフトビールのブルワリーやサードウェーブコーヒーのカフェ、にぎやかな民楽(ミルラク)刺身タウンが並ぶ活気あふれるビーチフロントの遊歩道は、釜山の海沿いのナイトライフの中心地です。
三陟 長湖港は「韓国のナポリ」として名高く、透き通ったエメラルド色の海の入り江、奇岩が連なる海岸、船底が透明なカヌー体験、海上ケーブルカー、獲れたての新鮮な海の幸で知られています。
麗水の向日庵(ヒャンイルアム)は、金鰲山(クモサン)の切り立った断崖に劇的にそびえ立つ、韓国屈指の海辺の断崖の庵です。7つの自然の岩の裂け目、海を見つめる数千もの石の亀、そして伝説的な新年の日の出の眺めで有名です。
統営トンピラン壁画村は、江口岸(カングアン)港を見下ろす断崖に広がる、韓国における断崖アートコミュニティの先駆けです。カラフルで定期的に描き替えられる路地の壁画、おしゃれなルーフトップカフェ、歴史ある東舗楼(トンポル)の砦の楼閣からは、コバルトブルーの多島海を一望できます。