





国宝第2046号に指定され、関東八景(クァンドン・パルギョン)の筆頭として敬われる慶浦台は、1326年、高麗の忠粛王の時代に、廉使の朴淑によって創建されました。1508年に慶浦湖を見下ろす見晴らしのよい丘の尾根へ移築され、古くから海水の混じる天然の潟湖を望むこの楼閣は、数世紀にわたる韓国の古典詩、朱子学の学問、そして王族の思索の歴史を今に伝えています。
この木造楼閣は、四方が開け放たれた切妻屋根を28本の太い木の柱が支える造りで、東海の群青色を背景に、淡水湖の大パノラマを一望できます。内部の軒下には、大学者・栗谷 李珥(ユルゴク・イ・イ)や王室の重臣たちが揮毫した扁額が掲げられています。北東へ6キロメートルにわたって続く慶浦海水浴場は、清らかな白い石英の砂と、海岸線を覆う樹齢数百年の海辺の松林(ヘソンニム)で知られています。
春は、4月上旬に開催される恒例の慶浦桜まつりで彩られます。4キロメートル以上にわたって咲き誇る桜が、慶浦湖の周囲全体をピンクのリボンのように包み込みます。夏は、透き通った海で泳いだり、夜遅くまで楽しめる海辺のコンサートを体験したりするために、世界中から海水浴客が訪れます。秋は、真っ赤に色づいたカエデが静かな潟湖の水面に映り、渡り鳥の白鳥が湖面をすべるように泳ぎます。冬は、深い群青の空の下、雪をかぶった黄金色の砂浜に東海の荒波が打ち寄せる、迫力ある光景が広がります。
慶浦台、湖畔の遊歩道、開放されたビーチは、24時間いつでも無料でご利用いただけます。監視員が配置される公式の海水浴シーズンは、7月上旬から8月下旬までの09:00~18:00です。訪れるのに最適なのは、夕暮れから月の出にかけての時間帯です。慶浦には5つの月が現れるというロマンチックな言い伝えがあります。夜空に浮かぶ月、静かな湖面に映る月、打ち寄せる波に映る月、酒杯の中で揺らめく月、そして大切な人の瞳に輝く月です。
慶浦台、湖畔の公園、広大な砂浜への入場は、すべて無料です。無料の公共駐車場が、慶浦路(ギョンポロ)沿いと、中央ビーチ入口広場のすぐ裏手に整備されています。湖畔で借りられる二人乗り自転車や4人乗りのファミリー用サリー(四輪自転車)の料金は、1時間あたり約10,000~20,000ウォンです。
ソウル駅または清凉里駅からは、高速列車KTX-イウム(KTX-청룡)でKTX江陵駅まで、わずか1時間40分です。江陵駅1番出口から市内バス202番または202-1番に乗れば、慶浦台または慶浦海水浴場のバス停まで直通で20分です。駅からタクシーを利用すると、ビーチまで12分、料金は約7,500ウォンです。
慶浦海水浴場の海岸遊歩道と、慶浦湖をぐるりと囲む全長4.3キロメートルの舗装された周遊路は、いずれも完全に平坦で段差がなく、なめらかな複合素材のデッキと点字ブロックが整備されています。木製の車いす用スロープにより、砂浜を見渡せる展望デッキへ段差なくアクセスできます。夏季には、中央ビーチ広場にバリアフリートイレと、ビーチ用車いすマットが設置されます。
おすすめの3時間・湖と海の散策コース:慶浦台に到着し、歴史ある木造建築と湖の眺めを堪能 → 湖畔の遊歩道を歩いて慶浦の海辺の松林へ → 慶浦海水浴場に出て、白い石英の砂浜を素足で散策 → ビーチ広場で現代の野外アート作品を鑑賞 → 自転車を借りて、蓮の湿地を通る全長4.3キロメートルの湖周コースを一周 → 近くの草堂豆腐村で早めの夕食をとって締めくくり。
慶浦台のすぐ近くには、韓国で最も有名な手作り豆腐の村、草堂スンドゥブ村(チョダン・スンドゥブ・マウル)があります。ミネラル豊富な東海の天然海水で固めた、湯気の立つ真っ白でなめらかな豆腐、辛い海鮮スンドゥブチゲ風のちゃんぽん(ヘムル・スンドゥブ・チャンポン)、さくさくのじゃがいもチヂミ、ピリ辛の巻き貝和え(コルベンイ・ムチム)をご賞味ください。スンドゥブを使った斬新なジェラートもぜひお試しください。
ベジタリアンの方にとって、草堂村は食の楽園です。伝統的な白いなめらかな豆腐(ペク・スンドゥブ、海のミネラルで固め、肉のだしは不使用)、山菜のナムル、有機豆腐のステーキ、じゃがいもチヂミが味わえます。海岸沿いの道に並ぶビーチ前のカフェでは、オーツミルクラテ、オーガニックハーブティー、ヴィーガンデザートを、海の眺めとともにお楽しみいただけます。
おすすめの撮影スポットは次のとおりです。慶浦台の28本の歴史ある木の柱の間に群青色の東海の水平線を収める構図、4月に湖畔の道でアーチ状に連なる桜のトンネルの下でのポーズ、日の出の時刻に砂浜で赤い大きな木製の文字「GYEONGPO」を撮影すること、そして慶浦湖に金色に映る夕日の撮影です。
沿岸の水質と砂丘を守るため、公共のビーチでのキャンプ、調理、許可のない花火は固く禁じられています。指定された安全区域の外での遊泳や、高波の赤旗警報が出ている間の遊泳は固く禁止されています。すべての遊歩道と楼閣内は禁煙です。リードをつけたペットは、舗装された遊歩道に限り同伴いただけます。
ビーチ広場にある慶浦観光案内所は、多言語対応の案内員を配置し、応急手当用品の用意や迷子のお預かりサービスを備えて、毎日営業しています。海岸には沿岸警備の詰所があり、ライフガードが海岸を巡回しています。お問い合わせや通訳サポートについては、江陵観光案内所(033-640-4414)にお電話いただくか、1330におかけください。
慶浦海水浴場は南の江門海水浴場や安木海岸コーヒー通りに直接つながっており、朝鮮時代の名門邸宅・船橋荘(ソンギョジャン)と、栗谷 李珥の生家・烏竹軒(オジュッコン)は、車で内陸へ5分の場所にあります。
Q: 慶浦湖はビーチからどれくらい離れていますか? A: すぐ隣り合っており、歴史ある海辺の松林に覆われた幅100メートルほどの細長い砂州で隔てられているだけです。そのため、静かな淡水湖と打ち寄せる海の波との間を、2分もかからず楽に歩いて行き来できます。
江陵の海辺と文化遺産めぐり日帰りツアー:朝にソウルからKTXで江陵へ → 烏竹軒と船橋荘を見学 → 草堂スンドゥブ村で昼食 → 午後は慶浦湖と慶浦台を散策 → 夕暮れの慶浦海水浴場を散歩 → 夜は安木コーヒー通りでコーヒー → KTXでソウルへ戻る。
KTX江陵駅1番出口から市内バス202番または202-1番で、慶浦台または慶浦海水浴場のバス停まで直通(約20分)
車いす用スロープ、点字ブロック、バリアフリートイレ
主な関心分野および文化ハイライト:
実際の旅行者から投稿された訪問のヒント、体験談、アドバイスです。
合わせて巡るのにおすすめの周辺名所と文化遺産です。
洛山寺(ナksansa)は、襄陽の五峰山の海岸断崖の上にそびえる、1,300年の歴史を誇る息をのむほど美しい仏教聖地です。高さ16メートルの巨大な海水観音大仏、断崖に建つ日の出の名所・義湘台(ウィサンデ)、波に洗われる紅蓮庵(ホンリョナム)で名高い寺院です。
正東津は、海に世界一近い駅として知られる駅、世界記録を持つ「1年砂時計」、断崖に建つ船形リゾート「サンクルーズ」、そして海辺のロマンチックなレールバイクで名高い、韓国屈指の日の出の名所です。
江陵(カンヌン)のアンバンドクは、標高1,100メートルに位置する、韓国で最も標高の高い居住型の高冷地農業台地です。見渡す限り広がるエメラルドグリーンの白菜畑、巨大な白い風力タービン、そして世界屈指の天の川の星空撮影スポットとして知られています。