





1990年代後半に、大田政府庁舎と甲川(カプチョン)沿いをつなぐ緑の生態軸として構想されたハンバット樹木園は、韓国を代表する都市緑化の成果として計画的に整備されました。かつて万国博覧会の舗装された駐車場だった37万平方メートルの敷地に、2005年から2011年にかけて段階的に開園しました。現在では、生態系の再生と都市の生物多様性を示す国際的なモデルとなっています。
樹木園は、3つの広大なエリアに分かれています。西園(ソウォン)は、野生の落葉樹林、瞑想の散策路、湿地の生態系が中心です。東園(トンウォン)には、手入れの行き届いたバラ園、薬草コレクション、岩石園、広大な蓮の池があります。そして、ガラスドームの近代的な熱帯植物園では、450種を超える希少な赤道地域の植物、マングローブの生態系、屋内のヤシの滝を育てています。
春は、両園一面に桜、ツツジ、香り高いモクレンが海のように咲き広がります。夏は、中央の池に咲きほこるピンクの蓮の花と、涼しく木陰のできる松林が見どころです。秋は、森の散策路が、燃えるような赤いカエデ、黄金色のイチョウ、風に揺れる銀色のススキで輝く林冠に変わります。冬は、暖房の効いた熱帯温室で、異国情緒あふれる暖かなひとときを過ごせます。
屋外庭園は、6:00から21:00(夏季)、8:00から19:00(冬季)まで開園しています。植物の手入れを続けるため、西園は火曜日、東園と熱帯温室は月曜日が休園です。9:30から11:30の間にお越しいただくと、鳥のさえずりと、蓮の池に降りそそぐやわらかな朝の光を静かに楽しめます。
ハンバット樹木園、東園・西園、熱帯植物温室への入場は、国内外すべての来園者の方が無料です。中央広場では、自転車(一人乗り、二人乗り、家族向けの四輪サリー)を1時間3,000~10,000ウォンでレンタルできます。
大田メトロ1号線で政府庁舎駅(3番出口)までお越しください。景観の整った政府庁舎の並木道をまっすぐ北へ15分歩くか、バス618番で「大田芸術の殿堂・ハンバット樹木園」バス停まで直通でお越しいただけます。
37ヘクタールの敷地全体が万全のバリアフリー設計で、平らなレンガ敷きの道、車輪止め付きの幅広い木製の湿地デッキ、すべての屋外エリアにゆるやかなスロープがあります。熱帯温室には、自動ドア、段差のない館内スロープ、エレベーターがあります。車いすとベビーカーは、ビジターセンターで無料で借りられます。
中央広場から入場 → ガラスドームの熱帯植物温室を見学 → 東園を散策(バラ園、岩石園、蓮池の木橋) → 円形広場を渡って西園へ → 森の湿地デッキとオーク林の散策路を歩く → 万博橋と甲川方面へ出る(所要時間 約2~3時間)。
隣接する晩年洞(マンニョンドン)の飲食街は、竹の子ご飯定食(テナムバプ)、冷たいそば粉麺(マッククス)、炭火焼きカルビなどの優れた味で知られ、南側の周辺には職人のこだわりが光るベーカリーが並びます。
ベジタリアンの方には、晩年洞の伝統的な韓国のお寺料理や、純豆腐鍋の店がおすすめです。樹木園の中央広場にあるカフェでは、豆乳の代替ドリンクや新鮮なフルーツスムージーを提供しています。
定番のフォトスポットは、東園の蓮池に架かる曲線を描く木製デッキ(背景に街のスカイラインが広がります)、熱帯温室内の巨大なヤシに囲まれた屋内の滝の橋、そして紅葉が最盛期を迎える頃の西園の黄金色のメタセコイア並木です。
植物の生きたコレクションを守るため、花、果実、枝を摘み取らないでください。自転車、ローラースケート、電動キックボードは園内では禁止されています(中央の屋外広場のみ利用可)。テント、ハンモック、調理行為は固く禁じられています。
緊急用の通報ボックスが園内の散策路の各所に設置されています。森林教育センターには応急手当の設備があり、安全管理員が電動カートで巡回しています。多言語での案内は1330でご利用いただけます。
大田芸術の殿堂、大田市立美術館、イ・ウンノ美術館が樹木園の南側広場に隣接しており、北側の万博橋の向かい側にはエキスポ科学公園があります。
Q: 外国語での植物ガイドツアーはありますか? A: 無料のドーセント(解説員)による森の植物解説が1日2回(10:00と14:00)行われており、公式ウェブサイトから事前予約をいただければ英語の通訳も利用できます。
午前はハンバット樹木園と熱帯温室で植物を見て回る → 昼食は晩年洞の豆腐村で → 午後は大田市立美術館とイ・ウンノ美術館を訪れる → 夕暮れ時に万博橋を渡ってハンビットタワーへ。
大田メトロ1号線 政府庁舎駅 3番出口(北へ徒歩15分、またはバス618番)
車いす用スロープ、点字ブロック、バリアフリートイレ
主な関心分野および文化ハイライト:
実際の旅行者から投稿された訪問のヒント、体験談、アドバイスです。
合わせて巡るのにおすすめの周辺名所と文化遺産です。
エキスポ科学公園は、1993年の大田国際博覧会(大田エキスポ)から生まれた、大田を代表するイノベーションの聖地です。高さ93メートルのシンボル「ハンビット・タワー」、音楽に合わせて踊る噴水、夜のメディアアートが楽しめます。
儒城温泉は、千年の歴史を持つ韓国屈指の王室ゆかりのアルカリ性温泉です。シダレヤナギやヒトツバタゴの花の木陰で楽しめる、無料の露天天然ミネラル足湯があります。
聖心堂(ソンシムダン)は、1956年創業の韓国で最も伝説的な老舗ベーカリーです。ミシュラン・グリーンガイドでも紹介され、名物の「튀김소보로(揚げソボロパン)」と「부추빵(ニラパン)」で知られています。
国立科学館は、韓国を代表する科学施設で、16万平方メートルの敷地に、体験型の航空宇宙展示、磁気浮上式(マグレブ)列車の展示、そして古代韓国の科学技術の遺物を備えています。