慶州は慶尚北道にあり、大邱と蔚山の間に位置しているため、韓国南東部では日帰りしやすい都市のひとつです。どちらの都市からも公共交通機関が頻繁に出ており、中心部の主な見どころは互いに近い距離にあります。計画で決めておきたいのは、どこに到着するか、徒歩圏外にある仏国寺へどう行くか、何時に帰るかの3点です。
バスか電車かを選ぶ
出発する都市と、慶州で一日をどこから始めるかによって、適した方法が変わります。
- 大邱からバス: 東大邱ターミナルから高速・市外バスが出ており、約1時間で慶州バスターミナルに着きます。中心部の見どころを回るには最もシンプルな方法です。
- 大邱から電車: KTXまたはSRTは新慶州駅に停車します。この駅は中心部になく、見どころへ行くにはさらにバスかタクシーが必要です。
- 蔚山からバス: 慶州行きのバスは本数が多いため、決まった出発時刻に合わせて計画する必要は通常ありません。
- 蔚山から電車: 太和江駅から東海線とムグンファ号で慶州へ行けます。ムグンファ号はKTXより遅いので、時間に余裕を持ってください。
旧市街から始めたい方の多くにとっては、徒歩圏の見どころに近いバスターミナルに着くバスのほうが分かりやすい選択です。時刻表や空席状況は変わるため、出発前に公式の運行会社サイトやNaver Map、Kakao Mapで最新の時刻を確認してください。

中心部を歩いて回る
大陵苑、瞻星台、月池は、いずれもバスターミナルから歩ける距離にあります。そのため、現地の交通機関を使わずに午前中を徒歩で過ごせます。
- 大陵苑: 新羅時代の草に覆われた大きな王陵が並ぶ公園で、墳丘の間に小道が通っています。
- 瞻星台: 新羅時代に造られた石造の天文台で、市内で最もよく知られたランドマークのひとつです。
- 月池: 散策に人気の池と庭園のエリアで、夕方から夜にかけて訪れる人が多い場所です。
この3か所はひとつの周遊ルートとしてつなげられます。互いに近いので、バスを使いたくない旅行者でも無理なく歩けます。
仏国寺への行き方
仏国寺はバスターミナルから歩ける距離にはありません。市内バスかタクシーが必要です。市内バスの路線や番号は変わることがあるため、Naver MapやKakao Mapでターミナルからの最新ルートを調べ、停留所での待ち時間も見込んでおいてください。
タクシーのほうが早く、費用を分け合えるグループや時間のない方に向いています。出発前にタクシーアプリで料金の目安を確認するか、運転手に尋ねてください。仏国寺は主要な寺院ですので、ちょっと立ち寄る場所として扱わず、一日のうちのまとまった時間を充てる計画にしてください。

モデルプラン
日帰り旅行の多くは、次の2つの組み立てでカバーできます。
- 徒歩中心の一日: バスで到着し、午前中に大陵苑と瞻星台を歩き、近くで昼食をとって休憩し、最後に月池を訪れてからターミナルへ戻ります。
- 寺院中心の一日: 体力のあるうちに仏国寺へ先に行き、その後中心部に戻って徒歩圏の見どころを回ります。
一日ですべてを回ることも可能ですが、かなりの距離を歩き、少なくとも一度は乗り換えが必要です。ゆっくり過ごしたい方は、急ぐより1か所を省くとよいでしょう。
道中の食事
中心部の見どころの周辺には飲食店が多く、Naver MapやKakao Mapで現在の営業状況や口コミを確認できます。韓国料理の多くには、甲殻類、魚醤、大豆、ごま、卵、小麦が含まれており、見た目が菜食に見える料理でも、出汁に肉や魚介類が使われていることがよくあります。アレルギーや食事制限のある方は、注文前に関連する韓国語を覚えるか、書いたメモをスタッフに見せ、思い込まずに材料を確認してください。ベジタリアンやビーガン向けのメニューは限られる場合があるため、事前に計画しておくと安心です。
帰りの移動
帰りのバスは夜まで運行していますが、最終便は路線や曜日によって異なります。一日を始める前に利用する路線の最終バスの時刻を確認し、ターミナルに着いたときにもう一度確認してください。特に仏国寺を予定に入れている場合は、寺院からターミナルに着くまでにも時間がかかるため、余裕を持たせてください。電車で帰る場合も、新慶州駅や太和江駅の最終列車を確認し、駅までの移動にも時間がかかることを忘れないでください。
ヒント
- 出発前にバスか電車かを決め、公式サイトやNaver Map、Kakao Mapで時刻表を確認しましょう。
- 最初の目的地が中心部なら、ターミナルが主な見どころに近いバスを選びましょう。
- 新慶州駅は中心部への到着地ではなく、乗り換え地点であることを覚えておきましょう。
- 中心部の周遊は歩く時間が長いため、歩きやすい靴を履きましょう。
- 仏国寺やその他の見どころの営業時間や入場に関する情報は、公式ページで確認しましょう。
- 支払い用のカードを持ち、スマートフォンは充電しておき、最終バスの時刻はすぐ見つかる場所に保存しておきましょう。
- レストランのスタッフにはアレルギーをはっきりと、できれば書面で伝えましょう。
