南山(ナムサン)はソウルの中心にある緑の丘で、山頂にはNソウルタワーが立っています。徒歩で登ることも、ケーブルカーでタワーの麓まで上がることも、両方を組み合わせることもできます。南山は街のスカイラインを広く見渡せる、市内でも手軽な場所のひとつで、軽い運動、観光、夜景を組み合わせた半日プランにぴったりです。このガイドでは、主な登り方、山頂で期待できること、夕日に合わせた計画の立て方をご案内します。
上り方を選ぶ
主な方法は2つあり、行きと帰りで別々の方法を使う方も多くいらっしゃいます。
- 明洞や忠武路から、丘へ続く遊歩道を歩いて登ります。
- タワーの麓まで運行しているケーブルカーに乗ります。
- 両方試したい場合は、歩いて登ってケーブルカーで下りるか、その逆にします。
徒歩は無料で、丘の様子をより多く楽しめます。ケーブルカーは体力を使わないため、小さなお子様連れの方、年配のご家族、足が疲れている方に向いています。現在の運賃、営業時間、天候による運休については、公式の運営サイトでご確認ください。

明洞から歩く
明洞は大きなショッピング・グルメエリアで地下鉄路線も多く、出発地として便利です。遊歩道はにぎやかな通りのはずれから始まり、すぐに木々に囲まれた斜面になります。道のりの大半は着実な上り坂なので、サンダルではなく歩きやすい靴をおすすめします。
出発地点付近は案内表示を見落としやすいため、NAVER地図(Naver Map)かカカオマップ(Kakao Map)で登山口を探し、ルートに沿って進んでください。海外の方には、国際的な地図サービスよりもこれらのアプリのほうが徒歩ルートの案内が正確だと感じられることが多いようです。
忠武路から歩く
忠武路はもうひとつの代表的な出発地で、にぎやかな明洞の通りとは丘の反対側にあります。静かなルートがお好みの方や、近くに宿泊している方に向いています。明洞と同じくルートはずっと上り坂ですので、休憩の時間を見込み、水をお持ちください。

ケーブルカー
ケーブルカーは乗客をタワーの麓まで運びます。そこから少し歩くとタワーの広場に着きます。夕方や週末は人気があり、特に夕日の時間帯は行列ができることがあります。出発前に、公式サイトで現在の運行時間とチケットの詳細をご確認ください。
Nソウルタワーと展望台
タワーは山頂を代表するランドマークです。展望台は有料ですので、中に入るか、タワーの周囲の屋外スペースから景色を楽しむかを事前に決めておきましょう。多くの方にとっては、無料の屋外テラスだけでも街を広く見渡せるため、展望台は任意のお楽しみです。チケットの種類と現在の料金は公式サイトでご確認ください。
タワーの周りのフェンスには、カップルや訪れた方々が残した愛の南京錠がびっしりと掛けられています。人気の撮影スポットであり、山頂の雰囲気の一部となっています。ここで写真を撮りたい場合は、特によく晴れた夕方には同じ目的の人が大勢いることを覚悟してください。
夕日に合わせた計画
夕日の時間は南山が最もにぎわい、最も雰囲気のある時間帯です。日が暮れるにつれて街の景色が変わり、その後スカイラインに明かりが灯ります。存分に楽しむためのポイントは次のとおりです。
- 眺めの良い場所を確保し、必要ならケーブルカーの行列にも並べるよう、夕日の時間よりかなり前に到着します。
- 夕日の時間は季節によって変わるため、天気アプリで訪問日の日没時間を調べます。
- 歩いて登る場合は登りの時間を多めに見込み、疲れたらケーブルカーで下りることも検討します。
- 天気予報を確認します。もや、霧、雨は景色を隠すことがあり、晴れた日が最も良い眺めになります。
ヒント
- 片道だけケーブルカーを使う予定でも、しっかりした歩きやすい靴を履いてください。
- 特に夏は登りが暑く蒸し暑いため、水をお持ちください。
- 遊歩道の案内にはNAVER地図かカカオマップを使い、運賃、営業時間、休業日は公式サイトでご確認ください。
- 夕方と週末は混雑します。平日のほうが比較的落ち着いています。
- 山頂は下の市街地より涼しく風が強く感じられることがあるため、秋と冬は軽い羽織りものをご用意ください。
- ケーブルカーの行列や広場など混雑した場所では、持ち物から目を離さないでください。
- 足腰に不安がある方はケーブルカーをお選びいただき、事前に運営会社へ利用方法をご確認ください。
